【職歴その19】

21歳の冬…

寒さに震えながら車の中で毛布にくるまって寝たりしてた時代…

月給というより日払いでなんか仕事ないんかなぁと探した。。。

とにかく…今日の現金が欲しい。。

毎日毎日少しずつでもお金もろたほうがええかなと…

で、見つけたんが…

ガラス製品工場。。。

大阪は福島区にあるかなりデカい工場だ。。

時給は今でも覚えてる…575円

安い‼️‼️

何故覚えてるのか?…

それは俳句と同じ数字だったから(笑)

仕事は朝8時頃行くとすぐ制服に着替えて朝礼‼️

それからおのおのたくさんある機械の前に配置させられた。

ぼくみたいなのが4~50人ほどいた。。

みんな日雇い労働者だ。。

それを監視し指導していくのが正社員の仕事でまわりに数人いた。

仕事内容は…

ベルトコンベヤに乗ってやってくるガラス製品に欠けやヒビが無いか?…をチェックする仕事。。

暗~~い工場内の機械の検品台。。

そこだけが検品の為、煌々と照らされてる。。

ぼくはじーーっとその前に立って次から次へとやってくるガラス製品を睨み付けた。。

で、欠損あるのは横の廃棄箱へ入れていく。。

ちなみにぼくの担当したのはほとんど透明なコップ。。

それを立ちっぱなしでずーーーっと見続ける…

ひたすら…ひたすら…

見続ける。。

どんなことがあってもベルトコンベヤは止まらない。。

ほんとにその場から動けないんだ。。

しかも検品しなくちゃならないからまったく気が抜けない。。

慣れたベテランさんはなんか適当に抜き所を心得てるんかもしれんけど…

ぼくは必死だった。。

休憩は10時12時15時にそれぞれ少しずつあった。。

とりわけ12時の昼休憩は1時間ほど。。

たくさんの労働者がいたんで休憩中にいろいろ話し掛けたりしたんだけどみんな生気がないというのか話するのもしんどそーなんでやめた。。

ここでの労働者はみんなひとりでポツンポツンと時間を過ごしてた。。

そしてまた開始のベルが鳴り、それぞれ持ち場へ戻りガラスとニラめっこ。。

動き続ける機械たちと睨み続ける人間…

ずっとのち…チャップリンの【モダンタイムス】を観た時真っ先にこのガラス工場が脳裏をよぎる。。

あれとまったく同じだ、、、

人間が機械に支配されてる。。

続けてると気が狂いそうになってきた。

心が病んでくる。。

何かがおかしくなってくる気がした。。

ぼくもそう…3日目くらいでかなり参ってきた…

この仕事はかなり特殊な能力が必要な気がする。。

この環境に向いてる向いてないが顕著に表れるよーに思った。

ここで長く従事されてる方ももちろんいてはったけど…

合う人にはいいんだと思う。。

事実…これは後から知ったんだけどぼくのじいちゃんが30年ほど勤めた会社だったらしい。。

ばあちゃんがびっくりしてたから(笑)

『あんた!じいちゃんとおんなじとこ行ってたんか?!』て(^-^;

もう辞めてからそれは知ったんだけどね…

でもなんかそれ聞いて思い出して…

なるほどなー、、じいちゃんはおんなじ職場やったんや…あーゆー場所で30年も過ごせる人だったんだなとと耽った。。

ぼくは5日で辞めたけど…

似てないな(笑)

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中