【職歴その24】

いきなり親父がやってきてぼくは結果的にグリーン・コーディネーターを辞めちゃうんだけど…

その少し前に戻って…

ひとつだけ面白い仕事体験したのでそれを記しておこう。。

24歳の頃…

とある1冊の雑誌に写真が載ってた。。

海の写真だ。。

もーーーーの凄い透明度の高い海…白い砂…

その写真の特集記事には【天国へ一番近い島】とか【世界一美しい海】とか書いてあった。。

確かにどの写真を見ても今まで見たこともないよーな美しさだ。。

…モルディブ

なんじゃそれ?

どこやねん?

て、感じやったけど読んでいくうちそれがインド洋に浮かぶ珊瑚の欠片で出来た島々だと知る。。

しかも近い将来温暖化による海抜の上昇でモルディブ諸島のすべては消えるだろう!て書かれてた。。

もう…

こんなん行かなあかんやん‼️

絶対この透明な海を見たい‼️と思った。。。

そして…なんと贅沢なことにその年のクリスマスとお正月を挟んで、、ほんまに一番高くつく時期にモルディブへ行った⭐

100万円ーーかかりました(笑)

でも現地ついてこの目で見た光景とあの雑誌で見た光景に微塵も嘘がなく…

ほんまにそのまんまな透明な海が1面に広がっててぼくは圧倒された。。

多少なりとも誇大広告的な写真かなと疑ってたりしてただけにびっくりしたんすねー。。

そんな海辺で毎日過ごすという旅行だったんだけど…

なんとこんな旅行先で仕事が舞い込んできたんです(○_○)!!

声をかけてきたのは現地でイベントをやってる日本人女性でした。。。

『すいません、明日と明後日ですがお時間有りますか?』

ナンパ?(笑)

『砂浜で転がったりハンモックで寝たりやから時間はなんぼでもあるよ』

すると…その女性は。。

『もし良かったら明日明後日と2日間ファッションショーに出てもらえないでしょーか?』

はぁ?!Σ( ̄□ ̄;)

ファ…ファ…ファッションショー(((((((・・;)

何を血迷ったこと言うたはんねやろ、この人。。。

『なんですん?それ…』

『実は新作の水着のアピールなんですがそれを着て歩いてもらうだけでいいんです!仕事としてお礼はさせていただきます!』

『水着…て、ほぼ全裸やん!なんでオレなん?』

『なんかね、、現地人(モルディブ人)に見えるんです…日本語が話せて現地人ぽい人探してたんです』という…

そーか…

なるほど…

…て、なんでやねん!(笑)

現地人に見えるのか…オレ(///∇///)

でも尋ねてみた、、、

『歩くだけでいいの?』

『はい!着るものはすべてこちらで用意しましてショーの構成もキッチリ出来上がってますんで合図したらお客さんの前を歩いてもらうだけでけっこうです。。』

そっか…まぁそれくらいなら簡単そーやな✨

よし‼️やってみよう‼️

やることにした。。

そして翌日約束の場所へ…

するといきなりまず『歩き方のレッスンします!』と言われてフランス人女性が訳のわからない言語で『こーするのよ!もっと背筋伸ばして!顔はしっかり前を見て!』みたいなこと身ぶり手振りで言いながら1時間ほどバックステージで練習させられる。。

猛烈シゴキ教室やんか!Σ( ̄□ ̄;)

歩き方というのは要するに…

よく見るあのファッションモデルさんがやるあの歩き方とターンだ。。

優雅に颯爽と歩いていって前まで来たらフン!みたいな(笑)

でもな…

なんやねん‼️めっちゃムズいやんけー‼️

ただねり歩くだけちゃうのかよ(・・;)

一般人のよーに歩くだけやないのかよー…┐(‘~`;)┌

でも…

そらちゃうよね(笑)

本気の水着ファッションショーやもん✨(((((((・・;)

そして…レッスンを終えたぼくはファッションショーのステージを歩いた。。

レッスン中はこの動きが恥ずかしかったけど、、他の出演モデルさんももちろん普通に歩いてはるんで逆に照れたら余計カッコ悪い。。

なので『自分はモデルだ‼️モデルだ‼️』て自己暗示なのか自己催眠なのかをかけて最後までやる。。

2日目はフランス人の女の子とペアで歩くというシチュエーションだった。。

まわりの観客はフランス・イタリア・ドイツと日本人が多かったかなぁ…

ぼくは一応モルディブ人という設定での出演だったので一体どれほどの人が見破ったであろう(笑)

とまぁ、、こんな体験。。

めったに出来ない体験をさせてもらってしっかりギャランティいただいた。。

たった2週間のモルディブ滞在の中で…

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【職歴その23】

ムートン屋を突発的に辞めて『宝くじ売り』になろうとしてたがそれも発起人の行方不明により頓挫。。

職を失った形だ…

しかし…3年間みっちり営業マンとして生きたことが自分の中で大きな糧になって自信をみなぎらせてたのも事実だ。。

さて…

次はどんなことをしてみようか…

出来ればまったく畑違いのこともしてみたいなぁという気持ちがあった。。

好奇心だけは旺盛(笑)

そして…じっくり選んだのが‼️

広告にあった一文字…

『あなたもグリーン・コーディネーターになってみませんか?』

惹かれた(///∇///)

一撃だ…

なる‼️なる‼️グリーン・コーディネーター‼️

即面接へ。。

当時…ツアー・コンダクターてのがトレンディドラマで流行り出してなんかこの横文字がええやないの!という単純な理由で飛び込んだ。。

グリーン・コーディネーター…

なんやろ?どんなことすんねやろ?…

とりあえず会社はもう溢れんばかりの観葉植物の山‼️山‼️山‼️

それをお客さんのもとへ届けながらその部屋やイベントや様々な空間にどの観葉植物が合うか?向きはどうか?などを提案しながらよりよく見せる‼️という仕事。。。

その為にまずありとあらゆる観葉植物を書籍や図鑑とニラメッコしながらすべて覚えていく。。

場所によって適応するしないが植物は顕著に現れて、適応しなかった場合たった1日で枯れてしまう。。

なので観葉植物そのものをすごく研究しないといけない。。

その他…一戸建ての造園やオフィスへのレンタル・販売・剪定などをやる。。

この時期がぼくにとって第3の青春時代かというくらい楽しかった。。

社員もほぼ全員同年代でみんな仲良く…休みの日はみんなでバス釣りやキャンプへ行く。

そして…社内で野球部を作り毎日仕事終わった夕方から2時間ほど空き地で練習するという、、疲れ知らずのメンバーだった✨

よく試合もしてたしねー(^_^ゞ

毎日ほんとに楽しかった。。。

観葉植物への知識は当然蓄積されていくがそれだけでなく街路樹や庭木などほんとに植物フェチ化し、山へ入って1本1本調べていく!というよーなことにもなってきた。。。

図鑑は絶えず3冊ほど携帯して高級住宅地なんかを徘徊しながら立派な庭木を眺めてたなー…

今から考えたら空き巣狙いかよ!てくらい怪しいけどね(笑)

でもそれくらいのめり込んで仕事してた。。。

植物を知り…空間をコーディネートする。。。

素晴らしい仕事だと思ってた⭐

そんな刺激的で面白い職場だったけど…

3年ほど勤めたある日、、、

とある人間からの話で辞める決心をする。。

何を隠そう…

ぼくの仕事についてわざわざ離ればなれな実家からたった1度だけ話しに来た親父だった…

 

【職歴その22】

これはあまりにも短く…そして実際のところ実働したのかどーかすら分からないけど、、、ムートン屋を辞めて新たな仕事へ!と飛びついたことは確かなんでここに記しておこう。。

ムートンというものの営業で関西一円をくまなく走り回ってた時…

宝塚のとあるお店でそこの店長と仲良くなり…その彼が言うんです。。

『鈴木くん!鈴木くんを見込んでの話やけどちょっと聞いてくれる?』

『はい!どないしはったんですか?』

『実はな…鈴木くん!一緒に手を組んで仕事せーへんか?』

『は?…仕事ですか?…なんですの?急に…』

『これは絶対口外したらあかんで…』

『…はい』

『実は前々から考えてたんやけど…宝くじをやろう思うてんねん』

『宝くじ…すか?』

『そう!宝くじ!…これを個人で発券してどんどんお客さんに買ってもらってお金集めてストックするんや!ほんで月に1回抽選する…でもたいがいの人は外れるからストックのお金はそのまんまや!』

『万が一、第1回目から1等あたる人出てきたらどないしますん?』

『そんときはそんときや!…でもまぁそんな簡単に当たらへんわ!』

こんな話でした。。。

この内容の話を当時喫茶店で何度も何度も会ってミーティングしたんですねー…

で、ぼくはムートン売りから個人宝くじを買う人間集めをするためにムートン屋を辞めてシフトチェンジするんです。。

実際は会社は辞めたけどその後もムートンを個人で買い付けて少しお客さんへ販売してましたが(笑)。。

神戸の【どてらい市】とかも行ってムートン売りは少し続けてましたがなんせその宝くじ話に魅力を感じて乗ってしまったのも事実です。。

しかしね…

またですわ。。

前のタイの工芸品の社長同様…動き出す直前にトンズラかまされた(((((((・・;)

居なくなっちゃった…

あんだけ人を口説いといてどこへ行ったんや((((;゜Д゜)))

ほんま…

なんやねん!やる気満々や!っちゅーねん!!

始まる前につまづいた。。

でもこれで良かったんかな…

宝くじの話…

どうやったんやろな?

めちゃくちゃリスク高いよーな気もするけど…

でもだいいちそんなん個人発券の宝くじなんか買うか?…(笑)

今、考えると現実離れしてるけど、当時はいけると思うてた✨f(^_^;

というこんな話…

実際…仕事してないけど気分的には会社辞めてまでそっちへ傾いてたからねー…

動き出す手前で止まった幻の職歴。。

【職歴その21】

ぶらぶらぶらぶら…

毎日毎晩ほっつき歩いて…

ドラムは叩いてはいたけど今後の展望などなんにもなくこのままずっとこんな感じでいくのかオレ?…みたいに考えた。。

野垂れ死ぬな…このままだと。。

今まで短期のバイトとか日払いの仕事ばっかだったけど…【正社員】というものになって月給を手に入れてみよう!

おそらくそれでもドラムは叩けるだろう?…

そんな感じではひとつの仕事を広告で見つけた。。。

この仕事はその後の自分に多大な影響を与えるものとなります。。

俗に言う営業職。。

取り扱いはムートン…

ムートンというのは羊の皮を鞣したものでカーシートカバー、カーペット、ベッドシーツなど主に敷物として使われる商品。。

その他、ティッシュカバーや手袋、座布団なんか小物もありました。。

そんな【ムートン専門店】へ運良く正社員として採用されたんですね。。

営業…

これまで噂では聞いてましたよ。。

セールスマンです✨

親戚にも居てましたしセールスマンがどーゆーもんなのかなんとなく想像ついてました。。

でもやるのは初めて‼️⭐

もう~どんな経験が待ってるんやろ?と、ほんとにウキウキして会社行きました。。

まず…

今まで体験したことない社員全員での起立しての朝礼‼️

今まで体験したことない社員全員でのラジオ体操。。。

今まで体験したことない社員全員での社訓の連呼‼️

そして…

今まで体験したことない朝からノルマ達成報告‼️

誰がいくら売り上げたか!何故目標クリア出来なかったか?…どうすればクリア出来るか?などを起立したまんま毎朝30分ほどやる。。

なるほど~営業とは…結局、売り上げて実績を上げないとあかんねんなー。。

アホなぼくにでもそれくらい分かる。

そして…ノルマ達成出来ない人間は槍玉に挙げられ朝から叱咤される。。

先輩たちのそんな姿見てたらぼくはそんなんなりなたいなぁ~これは実績残さんとカッコ悪いことになるなーと新人ながら思った。。

ムートン…

ハッキリ言うて高いです。。

高額商品です。。

座布団とかティッシュカバーくらいなら2000円程度で買えますがカーシートカバーくらいになると大概運転席と助手席のペアで買うでしょ?

そしたらもう15000円くらいなってましたね⭐

カーペットなんて120000円ほどです。。

でもモノはめちゃくちゃいい‼️

ほんとに知れば知るほどムートンはいいです⭐😃

でも値段見て引かはる方がけっこういてるんですね…それは当然、お客さんはまず値札しか見ないから…

その高額商品をどーやって売っていくのか?…

めちゃくちゃ策を練るんですね…

練って練って…そして…

高級住宅地や会社関係を主に飛び込み営業…

最初はなかなか上手くいかない。。

なのて

そのモノ自体の良さを説明するためにムートンのことを研究しないといけないし、、製造過程を知るために岐阜の工場まで何度も言ってそこで携わってる人に話を聞いたり、見学して知識を得る。。

で、何よりもムートン自体に自分が心底惚れ込まないといけない。。

自腹でムートン買って使ってみないとお客さんにも説明出来ない。。

そんな下地作りをしながら営業回る。。

一般家庭はもちろん、企業やいろんな店舗への飛び込み販売だ。。

この仕事の前にタイの工芸品を売る気満々だったにもかかわらず売り損なってるぼくの中の何かが弾けてかなり張り切ってやってた。。

そして…漠然とぼくには合ってるんじゃないかなぁと感じた。。

基本…人見知りしないし、あまり物怖じもしないんでどんどん飛び込んでいける(笑)

『訪問販売嫌いやねん~』て先輩もいてはったけど、、まったくそれは感じなかった。。

そら、、鬱陶しがられることもあるし、、顔見た途端門前払いてなことも山ほどあったけどそれでもなんかひとつ糸口見つけてムートンの説明をさせてもらいそこからお客さんの心がだんだん解けてきてムートンへ傾いてくるのが分かった瞬間の快感⭐

たまらんかったですねー✨(*^▽^)/

毎月貼り出されてるノルマ達成の棒グラフ。。

あれもぼくに火をつけます🔥(笑)

営業…

それまでまったく会ったこともない人の心を動かす…そーゆー仕事。。

もうムートンを売るとかそーゆー目的を越えて…人の心を動かせれば『買って!買って!』なんて言わなくても自然と売れるんだなてことも3

年目くらいには分かってきた。。

営業実績もコンスタントに挙げれるんでより社内でもやりやすくなる。。

モノを売るということ…

それは…

商品に惚れ込んでてそのものの良さが自分で分かってれば…あとは見せ方だけの問題だから…その部分だけを考えるよーになった。。

企業や店舗グループを巻き込んでの大掛かりな推進販売。。

そんな時100人ほどの決起集会で自分で考えた販売戦略をプレゼンするんだけど、、、やはりこの決起集会でどれだけこちら側を盛り上げるか、、これが後々響いてくるからめちゃくちゃ大事なんですねー。。

内輪でまず熱さを感じてもらい盛り上がっていかないと絶対うまくいかない。。

逆にかなり盛り上がった状態で販売に入るとうまくいく✨

必ずそれは数字で表れましたから。。

それを学びましたね。。

全員が全員好意的でなく『なんでこんなことやらなあかんねん』て思うてはる人がたくさんいる中でうまく進めていくのはなかなか難しいけど、、それでもひとりひとりとまず仲良くなって打ち解けていかないと先へ進まない。。

人間同士の相性もあるので時間かかるけど(笑)

切り捨てるとこはスパッ!と切っていかないといけないし…

とにかく…この営業職での【人の心を動かす】てことを教えてもらったこと。。

ほんとに良かった。。

勉強なった。。

その後の人生…

それこそ今もなおぼくの中で生き続けてますm(__)m

【職歴その20】

あれやこれや…仕事を転々としてて…

まぁそれも『経験やからなんでもやってみよう!』という好奇心からくるところが大きくあんまりひとつの場所でじっくり…て考えはなかったんだなぁ…

独り身やしね(笑)

自分の食い扶持だけ確保出来れば別に寝るのは公園でも車の中でもいい!というお気楽さ(///∇///)

そんな時…ちょっと面白い話がやってきた。。

まったく予期せぬルートからの仕事の話だったけど…

面白そうだから乗った(笑)

早速その依頼人が住所の書いた紙切れをぼくに渡し『やっちゃんの話はしてるから1度社長に会ってきてくれ!』という。。

大阪のどのあたりだったかなぁ?…

まったく思い出せないけど平野区か城東区かなんかそのあたりの一角…ビルの中へ会いに行った。。

なんせ初めて行った土地だ…

所謂、面接というやつだ。。

階段をいくつか登ると小さな事務所があった。。

ドアをノックして中へ入る。。

小さくて小太りの社長とそこで会った。。

社長といっても個人事業者でおそらく社員もいないだろうて感じでその会社の一室にはぼくと社長しかいない…

ガラーン…してる。。

8畳間くらいの部屋。。

社長は開口一番‼️

『よく来てくれた!君か~!…よし、君には月給50万渡そう!早速パスポート取りに行ってくれ!すぐにでもタイへ飛んで行って現地で買い付けしてほしい!』

は?…

現地で買い付け?…

『1人で行くんすか?』

『もちろんや!』

『タイ…で何買うんすか?』

『工芸品を主に買い付けて来てほしい!』

『どんなんすか?…タイの工芸品て見たこともないんすけど…』

『……君、タイの工芸品も見たことないんか?』

『まったくないです!』

『よっしゃ!とりあえず今度の日曜日、緑地公園の公民館で工芸品の展示即売会やるからそれに来てくれ!そこで見たらだいたい分かるやろ!あ、パスポートは明日にでも取りに行っといてな!』

そこまで一気に聞かされぼくはその事務所を後にした。。。

なんかよー分からんけど…それよりも何よりも月収50万に心躍った‼️

当時のぼくには途方もない大金だ‼️((((;゜Д゜)))

これで卵も10個入りパックのが買える‼️\(^^)/

いろんなことがよぎった。。

よし!なんか工芸品のことは分からんけどタイに行って買い付けるぞー!!

そして、、翌日早速大阪府庁へ行きパスポートを申請する。。

そして…

日曜日に展示会あるんでその前日に社長に呼び出され『付近のマンションにチラシを入れて来てくれ!』と1000枚ほど渡される。。

それを夜中までかかってポストへ入れた(/ロ゜)/

で…日曜日朝から緑地公園の公民館へ出掛け工芸品の展示即売会へ参加する。

そこへ置かれたタイの工芸品…

ほとんどが木彫りのもので動物やら人やら寺院やらを型どった、、そのよーなものだ。。

これを…買いに来た人にその場で売るという仕事。。。

『君も販売に参加しろ!』と言われてたんでその場で社長と並んで展示会に来る人を待った。。

待った…

待った…

待ってたんだ、確かにぼくは…

しかし…

誰も来ない。。

『君、昨日チラシ付近に配ってくれたんやな?』

『ポストへ全部入れましたよ…』

『そーか…』

………チクタクチクタク…時間だけが過ぎる。。

夕方近く…

すると、、キターーー!!!!!(゜ロ゜ノ)ノ

近所のお父さんと小学生くらいの少年だ…

社長は売る気満々で近づく。。

ぼくは物の売り方など知らないんでその様子を見てる。。

お父さんと少年は珍しそうに眺めてたんだけど、社長が近づいていろいろ説明しだした途端、『ほないこか…』と息子を即して帰って行った。。

社長は何故帰ったのかに気づいてない。。

素人のぼくが見てても明らかなのに(笑)

露骨に近づくのは絶対ダメだ。。

ぼくがその日見たお客さんはそれだけ。。。

展示即売会という名目で言えばもはや目も当てられない惨敗(ノ_・。)

そして…

後片付けして社長と別れた。。

でもぼくにはこれからタイへ行って買い付ける仕事がある。。

もっといいもの!面白いものを買い付けてたくさん売れるよーな即売会をやろう!と逆に燃えてた。。

『パスポートが手元へ来たら早速タイへ飛んでもらうから連絡してくれ!』と前に言われてたんで、、、手元へ入ってすぐ社長へ電話した。。

ツーツーツーーーー、、、、、

何度電話しても出ない。。

あれ?おかしいなー…パスポート手元にあるよー!早く報告したいのに…

オレの50万欲しいのに…

ツーツーツーーーー…

まったく出ない。。

どうしたんだろ?と思い…元々の依頼人へ電話する。。

すると…

『やっちゃん、ごめんm(__)mアイツなぁ…飛んでしもたわ!逃げよった。。いろんな人間から金借りまくって返されへんからどっか逃げてまいよったわー』

えーーーーー!!Σ( ̄□ ̄;)

なんやとーーーーー!(((((゜゜;)

てことは…

ぼくの50万は?…

夢の卵10個入りパックは?…

パスポートは…

タイは?…

えぇぇ…

ウソん…(/_;)/~~

人を簡単に信じちゃダメだ。。

衝撃やった…

この事はほんとにぼくにいろんなことを教えてくれた。。。

そーゆー意味でいい経験やったな(^_^)v

【職歴その19】

21歳の冬…

寒さに震えながら車の中で毛布にくるまって寝たりしてた時代…

月給というより日払いでなんか仕事ないんかなぁと探した。。。

とにかく…今日の現金が欲しい。。

毎日毎日少しずつでもお金もろたほうがええかなと…

で、見つけたんが…

ガラス製品工場。。。

大阪は福島区にあるかなりデカい工場だ。。

時給は今でも覚えてる…575円

安い‼️‼️

何故覚えてるのか?…

それは俳句と同じ数字だったから(笑)

仕事は朝8時頃行くとすぐ制服に着替えて朝礼‼️

それからおのおのたくさんある機械の前に配置させられた。

ぼくみたいなのが4~50人ほどいた。。

みんな日雇い労働者だ。。

それを監視し指導していくのが正社員の仕事でまわりに数人いた。

仕事内容は…

ベルトコンベヤに乗ってやってくるガラス製品に欠けやヒビが無いか?…をチェックする仕事。。

暗~~い工場内の機械の検品台。。

そこだけが検品の為、煌々と照らされてる。。

ぼくはじーーっとその前に立って次から次へとやってくるガラス製品を睨み付けた。。

で、欠損あるのは横の廃棄箱へ入れていく。。

ちなみにぼくの担当したのはほとんど透明なコップ。。

それを立ちっぱなしでずーーーっと見続ける…

ひたすら…ひたすら…

見続ける。。

どんなことがあってもベルトコンベヤは止まらない。。

ほんとにその場から動けないんだ。。

しかも検品しなくちゃならないからまったく気が抜けない。。

慣れたベテランさんはなんか適当に抜き所を心得てるんかもしれんけど…

ぼくは必死だった。。

休憩は10時12時15時にそれぞれ少しずつあった。。

とりわけ12時の昼休憩は1時間ほど。。

たくさんの労働者がいたんで休憩中にいろいろ話し掛けたりしたんだけどみんな生気がないというのか話するのもしんどそーなんでやめた。。

ここでの労働者はみんなひとりでポツンポツンと時間を過ごしてた。。

そしてまた開始のベルが鳴り、それぞれ持ち場へ戻りガラスとニラめっこ。。

動き続ける機械たちと睨み続ける人間…

ずっとのち…チャップリンの【モダンタイムス】を観た時真っ先にこのガラス工場が脳裏をよぎる。。

あれとまったく同じだ、、、

人間が機械に支配されてる。。

続けてると気が狂いそうになってきた。

心が病んでくる。。

何かがおかしくなってくる気がした。。

ぼくもそう…3日目くらいでかなり参ってきた…

この仕事はかなり特殊な能力が必要な気がする。。

この環境に向いてる向いてないが顕著に表れるよーに思った。

ここで長く従事されてる方ももちろんいてはったけど…

合う人にはいいんだと思う。。

事実…これは後から知ったんだけどぼくのじいちゃんが30年ほど勤めた会社だったらしい。。

ばあちゃんがびっくりしてたから(笑)

『あんた!じいちゃんとおんなじとこ行ってたんか?!』て(^-^;

もう辞めてからそれは知ったんだけどね…

でもなんかそれ聞いて思い出して…

なるほどなー、、じいちゃんはおんなじ職場やったんや…あーゆー場所で30年も過ごせる人だったんだなとと耽った。。

ぼくは5日で辞めたけど…

似てないな(笑)

【職歴その18】

牛丼の呪縛から解き放たれたぼくはその年の瀬ひとつの短期バイトを見つけた。。。

お歳暮の配達。。

12/1頃~1/10くらいまでの短期バイトだけどそれはこの時期特有の仕事だから致し方ない。。

配送センターは西中島南方にあり、、給与は歩合制だ。。

1個配達すると50円もらえる。。

1日に配達する数はほぼ配達員全員180個を目指すが…

それはほんとに恐ろしいスピードでスムーズにいった場合の目標値…

で、そこまで配達するとだいたい朝8時から晩22時くらいまでかかる。。

そこまでしてもらえるお金は9000円だ。。

ぼくの担当地域は西淀川区と決定。。

大きなベニア板に貼られた地図だけを頼りに間違えずに配達しないといけない。。

もちろん、歩合なんでひとつでもたくさん配達して50円を積み重ねていく。。

とにかくスピード命‼️

スムーズにどんどん配達していくのがこの仕事で稼ぐコツだ。。

ほんとに慣れてくるとだんだんスピード上がってくる。。

それはまず道を覚えてより効率のいい抜け道を発見してショートカット出来るからだ。。。

しかしねぇ…

なかなかうまくいかないこともあって…

そのもっともたるものが…

【不在】…

すべての家に人がいるはずもなく…

不在通知だけ入れて後にするけど…

でも今のよーにケータイもないから不在着信があってまた持っていく!てことが出来ない。。

生ものだと何度も何度も行ってみるがずっと居ないこともあり、その都度タイムロスだ・・・(;´Д`)

そんなんでなかなかはかどらないこともあった。。

でも1度だけ208個配達し終えて帰ってきたことあるけど…もう24時近かった(笑)

そんな年の瀬のお歳暮配達…

時間が経つのが遅い…と思うコンビニバイトなんかとは真逆の感覚でとにかく時間過ぎるのが早いんで呪った┐(‘~`;)┌

でもこの仕事…年の瀬の雰囲気と相まって楽しかった。。

めちゃくちゃに楽しかった。。。

住所からだいたい区域ブロックのどのあたりにその数字があるのか推測して当たるよーになったし(笑)

短かったけどほんとに良かったな⭐